クリケットやってるよ

休日近くの広い公園で色の浅黒い外国人が集まってクリケットをやっていた。初めて見た。クリケットはインド、バングラデシュ等で盛んらしく恐らくそちらの方の人だろう。ルールは良く判らないが野球に似ているようだ。

 

近所でよく彼らを見かけるようになった。コミュニティがあるようだ。インド料理店は、それ程客が入っているように見えないが良く出店されている。人口減少の日本に来てくれるのを喜ぶべきか。

 

公園は野球場としても使われており、市に予約しないと使えないはずだが予約してるのだろうか?トラブルが発生しなければ良いが。複雑な思いでクリケットする彼らを見ていた。

スズメバチとの闘い 対決編

準備編からの続き…

 

夜8時半 空気は少しひんやりし風もない。薄赤い光の懐中電灯で探りながら音を立てないように巣に近づく。蜂が動き出す気配は無い。70センチまで近づいた。チャンスだ。

 

スプレーの安全ピンを抜き取手を握り巣穴に向かい発射! 相当な勢い 風圧だ。なにしろスプレーの到達距離は12メートル。1箇所だけの巣穴に、この距離 勢いで噴射すれば巣から奴らは出てこれないだろう。30秒 噴射。スプレーが空になり静寂が訪れ耳を澄ます。巣からは何やらモゾモゾした音が聞こえるが羽ばたく音は無い。結局一匹も飛んでこなかった。完勝だ!拍子抜けだがヨッシャと雄叫びをあげる。

 

2週間情報収集し、昼から夜にかけて巣をよく観察したのが勝因か。大きな達成感を得、実家に引揚げ、防護服を脱ぎくつろぐ。暫く震えが止まらない。やるかやらないか相談していた妹にヤッタとLINEした。

 

だがまだ巣の撤去  後片付けがある。やっつけても巣がそのままでは、役場からまた電話が来てしまうかもしれない。20分休憩しゴルフクラブと火ばさみを持ち軽装で巣の撤去に向かう。やはり蜂は飛んでいない。木の枝から巣を叩き落とし、火ばさみで挟む。巣は見た目より軽く紙でできているようだ。挟むともろく崩れ、中身が見えた。たくさんのスズメバチと白い幼虫( 蜂の子 食べると美味しいそうだ)。たくさんの無垢な幼虫を見たときは少し罪悪感を覚えた。幼虫には罪は無いなぁ。 とにかく巣をゴミ袋に入れて後処理も完了。

 

過剰な表現だが人生でベスト3に入る命を懸けた冒険だった。なぜやったか?

 

3万円が惜しかったのもあるが、状況分析の結果やれる気がした、やったら達成感が得られる、今後の人生での自信が得られる、話のネタになる  そんなところか。

 

危ないから子供は真似しないでね。


f:id:akira2018:20231117223912j:image

f:id:akira2018:20231117223941j:image

 

スズメバチとの闘い 準備編

空き家の実家の生け垣にスズメバチが巣を作った。10月末に近所の人が発見、町役場に通報し、役場から2週間以内に駆除するように電話がかかってきた。役場では駆除しない、防護服貸出、費用補助もありませんと冷たい。

うーん、これは初めての経験だ。調べると業者に頼めば2、3万円と、まぁまぁかかる。YouTube等で情報を集めた。自分でやるかどうか考え悩み、夢にスズメバチが出てきた。

 

とりあえず、服装等、退治の準備をして実家に出かけた。まず巣を探して観察だ。役場から送られてきた写真(マーブル模様の巣) を手かがりに探すと、すぐ見つかった。巣の前は青空駐車場なので、近所の人も気づくだろう。車を停め窓を閉め巣を観察した。

 

巣は大きさ25センチくらい、巣穴2センチ位からスズメバチが顔を出し周りを見張り、時々飛び立つ。蜂は4センチ位。黄色と黒の縞模様、空に飛び立っても暫く姿を追える程でかく凛々しい。

 

覚悟を決めてやっつけるか? 紙のつなぎタイベックは2枚準備、厚手のジャンバー、手袋、ゴーグルもある。刺されて死んだら笑いものだな、迷いながら観察していると脂汗が滲んできた。あとは肝心な殺虫剤だ。迷いながらも近所のドラッグストアに探しに行く。

 

3店探して最後の店でスズメバチ専用の殺虫剤バズーカジェットをやっと一本見つけた。強力そうな名前だ。そんなに売れるものでもないから置いてある店も少ない。

缶に書いてある小さな字の取扱説明を読むと30センチ以上の巣は業者に頼むように書いてある。家の巣は25センチ程だから素人が退治しても良いということかと勝手に納得、 妙な自信を得て1700円で購入。

 

色々得た情報は   昼は飛び回るが夜は活動が鈍るから、やるなら夜がチャンスとか、黒い服はダメとか。

 

夕方見に行くと活動は鈍っているが、巣に近づくと警戒した蜂が2、3匹 巣から飛び立ちこちらをうかがっている。まだダメだ。

 

実家で準備しながら待機。ネットで追加情報を得る。懐中電灯には赤いフイルムを貼ったほうが良い、ふむふむそうか。懐中電灯はあるが赤いフィルムはないぞ、ピンクのポストイットがあるからこれで済まそう。

 

頭からすっぽりの白色のつなぎ姿を近所の人に見られて不審がられるのも心配だ。人気の無くなる夜9時まで待とう。

 

厚手のジャンバー、カッパ、白いつなぎ2枚、眼鏡、ゴーグル、顔周りに隙間のないようにタオルを巻く。手首、足首にガムテープを巻き隙間を塞ぐ。9時まで待とうとソファに座って待つが暑さで眼鏡が曇ってきた、限界だ、行くしかない。

 

f:id:akira2018:20231115224507j:image
  対決編に続く… 

お年寄りのやさしさ

2週間程前の朝、出張で遅めに家を出る。10分程歩きコンビニでホットコーヒーを買い、飲みながら電車に乗り込む。まだ残暑は厳しく汗をかきながら立ってコーヒーを飲んでいた。目の前に座る女性のお年寄りと、ふと目があった。それから女性は小さなスーツケースをゴソゴソ探っていたが気に留めずコーヒーを飲んでいた。

 

突然「これ使う?」と言って小さな保冷剤を勧められた。「大汗かいてるから」「はぁ汗っかきなんです、大丈夫です」とお断りした。もらっても使いようが無いと、その時は思ったが、首筋でも冷やせば気持ち良かったかもしれない。周りの視線は気になるが。

 

お年寄りというのは優しくて、ちょっと的外れで無防備だ。悪い人が狙って騙そうと思えば簡単に騙せるだろう。

 

私の独り暮らしの母親も周りはみんな良い人に見えるようで無防備そのもので、心配していたが、骨折から車椅子生活になり養護施設に入り逆に安心した。

 

自分も歳をとって角が取れて来たと思う。トラブルがあっても「そういうこともあるさ、世の中そういうもんだ」とアタフタしなくなった。そのうち、おふくろのように無防備になるのだろうか。

エナンのバックハンドは狂気

2000年代に活躍した女子テニスのジャスティーヌ・エナンをご存じだろうか。このところエナンのYouTubeを集中して観ている。

 

自分の片手バックハンドのスピンが思い切り良く打てないのが悩みで、ワウリンカ、フェデラー、チチパス、ティエムのバックハンドも素晴らしいのだが真似できる気がしない。

エナンなら身長167cm 自分に近いので参考になるかもと思い観ている。

 

観た感想は「狂気のバックハンド」だ。小さい身体を思い切り捻りクロスに振り切る。頭くらいの高い打点もストレートにサイドスピン気味に打ちエースを取る。

 

小さい身体でコートを走り回る姿をずっと観ていたら自分も自然に真似できるようになったかな?誰をお手本に選ぶかは考えところだ。

エバンスのテニスが面白い

イギリスのエバンスという選手をご存知だろうか。現在ATPランキング28位。

 

片手バックはほとんどスライスでクラシックなテニス。サーブは威力ありサーブ&ボレーも有る。フォアハンドも威力有る。スライスが滑るグラスコートが得意だ。

 

ストローク戦で相手回り込みフォアスピンとエバンスのバックスライスラリーになると延々とそれを続ける。そして突然ストレートにフラットドライブでエースを取りに行く。参考になる。スライスはほとんどミスをしない。

 

我ら50歳後半代のバックは片手スライステニスのお手本だ。